クルーズ動物病院 ANIMAL HOSPITAL

クルーズ動物病院院長のブログです。お知らせや日常などを綴っていきます

i padとアップルペンシル

電子化の話題。これから紙カルテとボールペンの代わりに使うようになる、i padとアップルペンシルです。落っことしても壊れないように衝撃に強いケースで守っています。

この組み合わせ、凄いですね。アップルペンシルを使うと普通に紙に書いているようにi padに文字が書けます。無印 i padとi pad proだとやはり差がでます。proの方は本当にスラスラと書けて全くタイムラグを感じません。無印i padは若干遅れますが、proと書き比べなければ全然気にならないレベルです。価格差を考えれば無印i pad、ありだと思います(^_^)

ルーターのIPアドレス変更

今、病院にはたくさんのパソコンがあります。顧客管理ソフトを動かしているノートパソコンが3台、これらはネットワークで繋がって常にデータを共有しています。他にも診察室に設置してあるMACは3台で無線でのデータのやり取りができるようになっています。今回ルーターを新しく変えたら、それらの情報のやり取りができなくなってしまったのです。パソコンの知識もなくどうしたものかといろいろと調べたところ、IPアドレスの変更が必要、ということが分かりました。

IPアドレスって何となく聞いたことはありしたが、自分でどうこうするものとは思ってなかったので、一から勉強です。とりあえず、今回はルーターのIPアドレスの初期値が異なっていたため、ネットワーク内のパソコンのIPアドレスも一部変わってしまい、うまくいかなかったようです。なので、新しいルーターのIPアドレスを元のものと同じに設定してみたら、全部うまくいきました。よく分からない話ですみません、同じようなケースで苦労している方がいたらIPアドレスの変更も調べてみてください。詳しくはパソコンに強い方達が書いている記事を参考に!

突然現れた青いエビ、元気に育っています(^_^)

電子化の波

最近では電子化がいろいろな所で進んでいて、セミナーも自宅で聴講できるウェブセミナーが多いですし、獣医学の情報雑誌も電子書籍が増えています。学会の抄録も電子化されていたり。そんな訳で、当院では今電子カルテの導入を準備しています。数ヶ月前からデモをして試行錯誤し、現状の紙カルテでやっていることは一通り電子カルテでも管理できると判断できたので導入を決めました(^_^)

電子カルテではその内容はすべてクラウド管理され、病院で何かあっても情報が消えてしまうことはありません。家でも、外出先でもネットにつながればカルテが確認できます。メリットとデメリット、両方あると思いますが、増え続ける紙カルテの管理にも限界を感じているので思い切っての電子化です!

カルテはi padを使用するのですが、何人ものスタッフが同時にネットに接続するので院内のwi-fi環境をグレードアップしました。

NECのaterm2600です。なるべく強そうなのを選びました(^_^)

ただ、このルーターの設定にかなり手こずりまして、2日間程泊まり込みでの作業となりました。今までルーターの設定で困ったことはなかったのですが、、

昔に比べて病院内のネットワークが増えていたからか、正常に稼働させるのが大変でした。もちろん今はちゃんと設定できて電子化に向けて準備OKとなっています。

この辺の手こずり話はまた後日。興味ある方は少ないと思いますが(^_^)

 

獣医アトピー・アレルギー・免疫学会へ

先週の日曜日はお休みをいただいて獣医アトピー・アレルギー・免疫学会に行ってきました。午前中にはアレルギーや免疫の基礎的な講習会を受け、午後は皮膚病を主体にアレルギーや免疫がらみの臨床的なセミナーを受けてきました。今回アップデートされたものの一つに猫のアレルギー検査があります。アレルギーに関わるIgE抗体というものを血液検査で測定することができるようになったのです。猫ちゃんではアレルギーの関与も疑われる好酸球性皮膚炎や喘息のような気管支疾患がよくみられます。これからいろいろな情報が出てくると思います、期待してます(^_^)

寝ているとおとなしくてかわいい、もん太U・x・U

僧帽弁閉鎖不全症のセミナー

今度は循環器の院内セミナーです。大学からの友人に循環器の認定医がいるので、お願いして来てもらいました。今回は小型犬で多い僧帽弁閉鎖不全症について。病態や検査から治療まで一通りの最新情報を教えてもらいました。院内セミナーは直接話しながら、質問もしながらの勉強会なので会場で行うようなセミナーとは全然違います。自分が日々の診療で疑問に感じていたこと、整理したかったことなど、ちょっとしたコツなど、何でも質問できますし、すごく勉強になりました!

心臓の超音波検査の画像です。もん太のなので健康な心臓ですが。。

心臓病セミナー、継続していきたいです(^_^)

臨床病理院内セミナー18.8

こないだの木曜日はいつもの臨床病理セミナーでした。このセミナーでは検査データの評価、顕微鏡での標本の評価、病気についての理解など、病気を診断するための様々なことを教わっています。正しく診断するというのは当たり前だけどとても重要なことです、日々の積み重ねが大事なので、頑張っていきます!

シロウとナンちゃん、この二人は仲良しでよくこうやって並んで座ってます(=^x^=)

ゲリラ豪雨

こないだはすごいゲリラ豪雨でしたね。ちょうど病院で手術中だったので雷の音だけ聞こえてました。手術が終わって外を見てみたら、、真っ暗!恐ろしい世界になっていました。停電、落雷に備えてほとんどの器機の電源を切って、コンセントも抜いたりしましたが、無事何事もなく過ぎ去りました。助かりました(^_^)

公園で散歩、もん太とベラちゃん。楽しそう!

 

消化器外科実習

先月末に参加してきた消化器外科実習。ここ数年増加している胆のう疾患に対する胆のう切除術や消化管の縫合、肝葉切除などについて。また、基本的な手の動かし方や器具の持ち方を論理的に教わってきました。小腸の手術や胆のう切除は当院でもよくやる手術なので、さらなるレベルアップを目指して実習を受けてきました。

ちょっとしたコツなど、いろいろ参考になるところがあったので良い実習だったと思います。ちょっとした差でもなるべくキレイにスマートに手術ができるように日々頑張ります!

タイタンロック

以前実習を受けてきた骨折治療用のロッキングプレート、タイタンロック。

器具だけ先に納品されていたのですが、こないだケースも出来上がり到着しました。すごくカッコいい感じのケース、メーカーさんのこだわりを感じます。

プレートやスクリュー、器具などがちょうどスッポリとはまるように作られています。

それぞれぴったりと重ねられるように作られていて、一番上の蓋は半透明、カッコよくTITAN LOCKと書かれています。小型犬の骨折の手術に使用します(^_^)

麻酔科の院内セミナー

先日、麻酔科の先生に来て頂いて院内セミナーをやってもらいました。今回は主に看護師向けに、麻酔中のモニタリングについて教えていただきました。基本的なところから最新の動向まで、とても勉強になりました。いろいろな病院で重症例の麻酔を担当している先生なので、自分もいろいろ質問させてもらい少々脱線しましたが、とても良いセミナーだったと思います。麻酔は命に直接関わるとても重要な分野なのでこれからも定期的にアップデートを続けていきたいと思います!

唯とマリア、ナンちゃんがそろった貴重な写真!

なかなかないです(≧∀≦)

臨床病理院内セミナー18.7

先日、いつもの臨床病理セミナーをやりました。前回からの続きの脾臓と、膵炎を少し。脾臓はおもに超音波検査によるシコリのチェック、大きさの評価から始まります。脾臓のシコリは大きければ切除をおすすめしています。では、小さめのものは放置して良いのか、積極的に切除した方がいいのか、その辺りに関してはまだ決定的な情報は不足していると思います。ただ、どちらかというと以前よりも切除する方向に進んでいくのかなぁ、と思いました。

上のように脾臓の形を変えて飛び出しているようなシコリの場合には後々破裂して腹腔内出血を起こす危険があるので、切除した方が良いのではと思います。

現状では、他の病気や年齢、手術リスク、経過などいろいろな要因を含めて総合的に決めていく必要があります(^_^)

獣医がん学会行って来ました

今月の7、8日の土日はお休みをいただいて獣医がん学会に参加してきました。今回のテーマは鼻腔内腫瘍。鼻の中にできてしまう腫瘍です。

鼻血や治らない慢性の鼻炎症状から腫瘍の可能性を考えますが、鼻の中なのでなかなか診断も難しいタイプの腫瘍です。基本的には症状から腫瘍の可能性がある場合には大学病院などでCTやMRI検査のうえ組織生検という流れで診断していきます。

治療はというとこれも難しく、今回の学会でも議論されていましたが、第一選択の治療は放射線治療となっています。これも特殊な施設でないとできない治療ですので、鼻腔内腫瘍は診断も治療も大変な病気です。

発生頻度としては少ない方の腫瘍ですが、鼻炎症状が治らない場合、特に鼻血が出るような時には注意が必要です(^_^)

 

プロサイトDxを導入しました

血液検査の時に使う血球計算装置を新しいものにグレードアップしました!

赤血球、白血球、血小板の検査に用います。プロサイトDxは今までできなかった白血球の5分類と網状赤血球の測定ができます。今までは常に血液塗抹標本を顕微鏡で観察し、スマホアプリを片手に白血球を200個数え、白血球分類というものをやってました。そして、網状赤血球の測定に関しては1000個の赤血球を数えて計算していました。これらの時間がかかる仕事を2分程度でやってくれます。感動です(^_^)

ただし、やはり機械にだけ頼っていいものではなく、血液塗抹を見ないと分からない事はものすごく多いです。必要に応じて目視による白血球分類を併用していきます。特に病気の子。そしてプロサイトのデータ量は豊富で、これをちゃんと理解して診療に役立てるには知識が必要です。しっかりとしたトレーニングをして使いこなせるようにしていきます!

もう7月、暑いです

今年ももう半分終わりました。夏に突入ですね。

暑い日が続きます、ワンちゃんは特に熱中症に注意しましょう!

最近は室内の空調はみなさんしっかりと気をつけているので、室内での熱中症はほぼ経験しません。やはり散歩中や車など、短時間なら大丈夫だろうというシチュエーションでの発症に注意が必要です。休憩や飲水などまめにとりましょう(^_^)

もん太、車にて U^ェ^U

 

猫の尿管結石の超音波検査

さらに、エコー検査シリーズ。

今回は猫ちゃんで時々みられる尿管結石。小さな結石が尿管につまることで急性腎不全を引き起こします。非常に恐ろしい病気です。

レントゲンで確認できることもありますが、今は超音波検査がかなり威力を発揮してくれます(^_^)

膀胱まであと少しの所でつまっている結石。cryの文字のすぐ右にある白いものです。シャドーも引いています。もちろんリニアプローブで、腎臓から尿管を追いかけていくと発見することができます。猫ちゃんの腎臓病、急に悪くなった場合には結石がないかの確認は重要です!

 

猫の膵臓の超音波検査

続・エコー検査シリーズ

いつも悩みます、猫の膵炎。高齢の猫ちゃん、慢性の嘔吐や下痢があって少しずつ体重が落ち、食欲もなくなって受診されるケース、多いです。検査をしていくと慢性腸炎なのか、胃腸のリンパ腫なのか、慢性膵炎なのか、、となる事が多いのですが、そこで頼りにしているのが症状の経過と治療反応、そしてエコー検査です。猫ちゃんの膵臓をエコーでしっかり確認するのは難しいのですが、慣れてくると正常な膵臓もちゃんと見えてきます。

正常猫ちゃんの膵左葉です。どこが膵臓か分かりづらいのが正常です。これに見慣れておくと異常な膵臓は容易に発見できます。ただし、エコー検査だけでは膵炎の診断はできなかったり(血液検査もそうです)、膵炎と腸炎が同時に出ていたり、悩ましい事には変わりありません。。

検査が進歩しても結局は症状や臨床経過がとても大事、まだまだ悩ましい病気です。頑張ります(≧∀≦)

犬の膵炎の超音波検査

エコー検査シリーズ。

犬で多い急性膵炎。急に嘔吐や下痢、食欲低下などの症状が出て来院された場合には胃腸炎などが多いのですが、常に膵炎の可能性も考えます。急性膵炎は重症化すると命に関わるこわい病気ですが、ひどいものであればエコー検査で発見できることが多いので症状の強い子では常にエコーで膵臓をチェックしています。

急性膵炎の膵臓(右葉)です。真ん中辺りの黒いモヤモヤが膵臓で、周囲は炎症が波及しているために白くなります。ここまで変化があればすぐに膵炎だとわかります。膵臓も昔はあまり見えなかった臓器ですが、最近のエコー装置だと正常な膵臓でもほとんどの子で見えます。すごいです。これからまた5年位経つとさらに性能があがるのでしょうか?楽しみです( ^ω^ )