おとといはいつもの画像診断勉強会でした。テーマは喉から気管、横隔膜、胸膜腔でした。なかなかレアな部位ですが、詳しく講義していただきました(^_^)
犬の胸のレントゲン写真。左が頭で横を向いています。画像診断は臨床病理とともに診断の要ですのでこれからもしっかりと勉強しなければ!
以前ブログで紹介した抱卵したミナミヌマエビ。あの後、知らないうちに産んでました。気付いたら卵が無くなっていて、よ〜く探したんですけど稚エビも見つからず・・育たなかったんだなぁと思っていたのですが。なんと、小さなエビを見つけました!!
どこか分かりますか??
アップするとこんな感じ。
1cm弱位の大きさです。
知らないうちに育ってたんですね〜、嬉しいです\(^o^)/
ちなみに同じ位の大きさの子エビがもう1匹いました。小さいけど大人と同じ動きしてなにやら一生懸命に食べてます。
9月に入って少し病院も落ち着いてきました。春から狂犬病やフィライア症の予防で病院が忙しくなり、8月位まではなんだかんだと続きます。9月に入ると、毎年少し落ち着きます(^_^) 病気の説明のためのプリント作成や自分の勉強など、時間がある時にやっておかないとですね。
先週の木曜日はいつもの臨床病理勉強会でした。症例の相談や、いつもの講義の続きをしていただきました(^_^)
こないだは健康診断の重要性と、細胞診検査について。当院ではペットドックのコースを作って健康診断を実施しております。健康な時にこそ幅広く検査をしておいて、その子の正常な時のデータを保存しておくと、病気になった時に比較できます。
細胞診検査は患部から細胞を採取して顕微鏡で観察する検査で、日常の診察でとても重要な検査の一つです。今回はその中でも炎症について勉強しました。炎症の経過や種類、原因など。同じサンプルでもそこからどの程度の情報を引き出せるかは検査する獣医師次第です。いい検査ができるよう頑張ります!
去年あたりから待合室のエアコンが全然効きません・・。日当りが良く全面ガラスなのでしょうがないのかと思っていたのですが、こないだエアコンをチェックしてたら・・真ん中のゾーンだけ無風、端っこしか風が出てない(ー_ー;)
どういうことかと早速ネットで調べてみると、ホコリが詰まって風の通りが悪くなっている可能性が濃厚。
中を照らして見てみると・・すごいホコリ!!
とりあえず自分で掃除してみました。綿棒を鉗子でつかんで奥の回転するファン?みたいなものをひたすら掃除。およそ30分。
大量のゴミがとれて空気の通りはかなり改善されたはず。
早速エアコンのスイッチをON!
今までとはまるっきり違う強風とともに細かいホコリがさらに飛んできました。エアコンの効きはというと、バッチリです\(^o^)/
暑い待合室で申し訳ありませんでした<(_ _)> 今は前よりも格段に涼しくなりました、エアコンの掃除、大事なんですね〜(^_^)
犬の去勢、避妊手術の際の手術前検査において、血液凝固系検査(PT、APTT、Fib)を必須の検査として追加しました。それに伴って手術料金を変更させていただきましたので、ご確認よろしくおねがいします。→料金表
休診日や午前診療、院長不在など、診療カレンダーでお知らせしますので確認よろしくお願いします。
こないだの日曜日は獣医アトピー・アレルギー・免疫学会に参加してきました。今回のトピックスは減感作療法です。犬のアトピー性皮膚炎の減感作療法液が動物用医薬品として初めて認可をとったので、その流れでしょうか。あとは、ベーシックな部分で免疫学の基礎勉強です。いつもながらこの学会はすごく難しい・・人の分野の第一線で活躍されている先生の講演なども聞けるので知らなかった事ばかり聞けるのですが、話についていくのがギリギリです(´・ω・`) 今は人ではアレルギー治療に関して減感作療法という言葉は使わずにアレルゲン免疫療法というらしいです。なので、題名はアレルゲン免疫療法としました(^_^)
アトピーやアレルギーの話となるとすごく長いので省きますが、アレルゲン免疫療法はアレルギー治療の柱になる事は間違いなさそうですが、現在ではまだ発展途上の感はあります、現在でも治療に使うメリットはありそうですが、今後さらなる改良とデータの蓄積に期待です!