細胞診検査

久々のブログです(>_<)

こないだの木曜日は臨床病理の院内セミナーでした。今は細胞診をテーマに教わっていて、その中でも皮膚腫瘤の細胞診について勉強中です。この分野は自分達のような開業医にとってすごく大事なところです。皮膚のシコリを診察する時にはまず必要な検査となります。シコリから細胞を採取して観察することで、炎症なのか?腫瘍なのか?ほっといていいものか?早急に切除が必要なのか?こんな事を判断します。その場で確定診断となる腫瘍もありますが、多くの場合では今後の方針を決めるための検査という位置づけです。

こんな感じに見えます。紫の丸いものが細胞の核で、細胞がいっぱい集まって塊になっている状態です。ちなみにこれは猫ちゃんの乳腺癌の細胞診です。

皮膚のシコリは簡単にこういった検査ができますのでご相談ください(^_^)