水槽の同居人、コリドラスもいます(^_^)
沈んだ餌など食べてるんですかね、砂をほじほじして泳ぎ回ってます。コリドラスもお掃除メンバーとして加えたんですけど、結構かわいいですよ\(^o^)/
こないだの木曜日は画像診断の院内セミナーでした。今回は膵臓と腎臓の画像診断。レントゲンの読影や超音波検査について勉強です(^_^)
膵臓も腎臓も超音波検査の有用性は高く、膵臓や腎臓の異常が疑われる場合には必ず行う検査となります。
写真は猫の膵臓の超音波画像です。非常に分かりづらいと思いますが、これだけで膵炎という病気が強く疑われます。猫の膵炎は診断が難しく見逃されがちですが、超音波検査で診断できる場合もあります。
超音波検査は動物への負担も最小限ですし、その場ですぐにできますし、情報量も多くすごくいい検査だと思います。ただ、技術によって検査の質に差が出てしまう事も多いので、きちんとトレーニングを受ける必要があります。今後も頑張ります!
右足の前十字靭帯を断裂してしまった大五郎くんは、バンテージとお薬の治療で少しずつ良くなってきていたのですが・・逆側の左足の前十字靭帯も断裂してしまいました(T-T)
前回書いたようにワンちゃんの前十字靭帯断裂は靭帯そのものが弱る病気です、なので逆側の靭帯も断裂してしまう場合が多いのです。でも、まだ最初に負傷した右足も治っておらず使えない状況での事なので両足が使えなくてものすごく不自由になってしまいました。
なので、今日両足の前十字靭帯断裂の手術をしました。
手術した方が早く良く治るからです。大五郎くん、なるべく早く治すからね〜!!
大五郎くん負傷です。
右後肢がおかしいようでうまく歩けない状態が続いているという事で昨日診察しました。確かに右後肢は完全に挙げてしまっていて使えません。
結局、膝の中にある前十字靭帯の断裂でした。触診すると膝関節の緩みが明らかでした。レントゲン検査でも、靭帯断裂による骨の変位、関節液の貯留が明らかに見られました。
前十字靭帯断裂は実はワンちゃんではすごく多い病気で、特別激しい運動をしたとか、捻ってしまったとか、そういう外傷とは無関係に断裂が起こる事がほとんどです。普通に散歩してたらいきなり足を挙げはじめたり、朝起きてふと見たら足を挙げていた・・などが多いです。どうも靭帯そのものが様々な原因で弱くなっていてちょっとした力で切れしまうようで、同時に逆側の靭帯も弱くなっているため多くの場合で逆側の靭帯もそのうち断裂してしまいます。
なかなか気をつけようのない病気ですが、日々、歩き方なども注意してみてあげましょう(^_^)
尿比重測定につかってた屈折計という機器がちょっと調子悪くなったので、新しい尿比重計を買いました。犬猫専用です。
屈折計の時は出た数値が人のものなので補正表を使って数値を犬や猫に換算してました。また、高い数値がすぐに限界になってしまっていたのですが、新しいものだとかなり高い数値までちゃんと測定できるのでいいですね。数値の補正もいらず簡単に測定できるので便利です(^_^)
尿比重は特に腎臓での尿の濃縮能の評価に重要で、腎臓病の早期発見に用いられます。腎臓病で尿比重が低下した場合、多飲多尿(たくさん水を飲んで、たくさんオシッコをする)という症状がみられます。高齢のワンちゃん、猫ちゃんは多飲多尿が気になったら尿検査をしましょう!