眼底というのは目の奥の網膜などがある所です。眼底はよ〜く見ても裸眼では見えません(´・ω・`) しかし、特に視力に関わる病気の診断には必須の検査で非常に重要です。普段は眼底観察用レンズを使って観察しているのですが、光の軸と眼底と自分の眼を合わせなければならずちょっとでもズレると観察はできません。なので、検査してる本人にしか見えません。異常があっても言葉で説明するだけではただでさえ想像しにくい眼底の病気ですからなかなか分かりにくと思います。なので・・・
こんなものを買ってみました!眼底観察用のパンオプティック検眼鏡とiphone4sが合体です(^з^)-☆!! これだと、iphoneで眼底写真を撮る事ができるので飼い主さんと一緒に見ながら説明ができます。ただ、元々パンオプティックでは視野が狭いので写真もそうなります。観察はやはりレンズの方が断然見えますのでまずはレンズで検査して、異常があればiphoneで写真撮影しようかなと思ってます。しかし・・この写真撮影もなかなか難しいですね・・練習中ですが熟練が必要そうです(^_^)
ちなみに眼底検査は眼の検診や、視力低下の検査、緑内障時の視神経の検査、猫の慢性腎臓病(腎性高血圧により眼底に病気が出る事が多いです)の時などに主に行ってます。