臨床病理院内セミナー12.17

こないだの木曜日はいつもの院内セミナーでした。今回も難しい症例の相談をさせてもらい、その後にセミナーに突入。血液検査データの読み方の基礎的な話から健康診断をテーマにした話、血小板について序盤だけ教えていただきました。

健康診断というと病気の早期発見のために、、と思いますよね。もちろんそれも大事なんですけど他にも重要な目的があります。それは「健康な時のデータを記録しておく」ことです。若くて健康な時の血液検査データ、レントゲン写真、エコー画像などを記録しておくと、病気になったときにそれと比較する事ができるのでより詳細に評価することができます。毎年検査をしていれば検査結果の推移も分りいざという時に役立ちます。健康診断はいつしたらいいですか?とよく聞かれますが、そういうデータ記録を目的とするならば健康な時に定期的にというのが理想的です(^_^)

上の写真は心臓の超音波画像ですが、こういったデータ管理も昔に比べるとすごく楽になりました。血液検査もレントゲンも超音波も全部パソコンでデジタル管理です。10数年前、勤務医をやっていた頃はレントゲン写真を探して引っぱり出してくるのも一苦労でした、、(>_<) 今ではクリック一つで様々なデータを見れますので本当に助かります\(^o^)/ ・・ペットドックのページも参考に!