雪すごかったですね。雨から雪に変わり始めた時はこんなにつもるとは想像してませんでした。10年に1回レベルの大雪だそうですね。
雪に変わって間もない頃の写真です。どうせ積もったりはしないだろうと思ってました・・。昼過ぎから車に乗りましたがどんどん雪がひどくなり、スリップするし雪にはまるしで大変でした、何とか無事に自宅の駐車場までは辿り着きましたが。ちゃんとスコップとタイヤチェーンを買っておこうと痛感。
傷は消毒してはいけない。というのは皆さんもうご存知ですか?乾燥させてもいけません。傷をガーゼで覆ってもいけません。湿潤療法という考え方ですが、自分や家族が怪我したりヤケドしたりしても、消毒剤やガーゼを使うような病院には絶対に行きません!治療拒否します(# ・`д・´)
自分が消毒とガーゼをやめたのは7~8年前ですけど、それまでは傷といえば何でもしっかり消毒して滅菌したガーゼを当てて治療していました。当時は当然ちゃんとした事をしていたつもりでしたが、今思うと全然ダメな治療です。開院以来、手術後の傷、外傷、咬まれて膿瘍(膿の塊)になっている場合でも消毒薬は1滴たりとも使っていません。もちろん、消毒による治療よりも早くキレイに痛くなく治ります(^з^)-☆!!
ペットの治療に関してもそうですが、飼い主の皆さんも、もしも熱傷や事故によるひどい怪我をしてしまった場合は痛くて治らない消毒とガーゼの治療ではなく、痛くなく早くキレイに治る湿潤療法を実施している病院に受診するようお勧めします!
消毒についてアレコレ書きましたが、手術前の消毒、関節穿刺前の消毒、手術器具、診察台や犬舎、食器など院内備品の消毒など、必要な場合に関しては逆に徹底して行ってますのでご安心を(´・ω・`)ちなみに皮下注射まえのアルコール綿消毒はいい事がないと判断して行っていません。これももう7年位消毒してませんが全く問題ありません\(^o^)/
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正月の食事ですが、糖質無制限にしてみました。12/31〜1/3の4日間で2kgの増量(T-T)、さらに胃もたれ・・。今はまたプチ糖質制限にもどしていて体重が戻るか観察中です。胃の調子はすっかり良くなりました!
昨日は院内ゼミを実施、副腎疾患について勉強しました。いわゆるホルモン病、内分泌疾患です。動物にもいろんな病気があります、獣医師は動物に関わる事すべてについて勉強する必要がありますので眼科や皮膚科、歯科、内科、外科、循環器科、整形外科、脳神経、泌尿器・・・などなど全部をマスターしなければなりません。すごく大変ですが、身体を総合的に診察するというのはすごく効率的で興味深くおもしろい事です(^з^)-☆!!
人の病院でいうと小児科に近いんですかね?
新年は1月4日から通常通り診療開始いたします。
新年、1月1〜3日のペットホテルは満室のため予約受付を終了させていただきます。申し訳ございませんが、ご了承ください。
先日は関節疾患についてのセミナーに参加してきました。小型犬も大型犬も関節の病気は多いです。なかには手術が必要な場合もありますが、投薬や生活管理による保存療法でうまくいく場合も多いです。様々な関節疾患がありますが、多くは歳とともに関節軟骨が摩耗し骨関節症となります。
写真は股関節の骨関節症です。小さい頃から関節に緩みがあったため軟骨が減り、骨に棘がでてきています。骨関節症の多くはじわじわと進行するので症状も気づきにくいです。散歩量が減ったり、段差を上がらなくなったり、起き上がって歩き始めにはこわばりがあるけど徐々に普通に歩けるようになるなど、歳をとったからかな・・というような症状です。そのままにしておくと進行して生活に支障がでてくることもありますので、おかしいなと思う事があればすぐに相談してください。治療は体重制限や運動指導、関節症用療法食、サプリメント、関節軟骨修復剤の注射、消炎鎮痛剤などが主体となります。
年内のトリミング予約の空きがもう僅かとなっています。トリミングを予定されている方はなるべく早めにお電話でトリミング可能な日程を確認してください。
今日は糖尿病の院内ゼミを行いました。前回の腎不全に続いてハイペースで実施(^_^)診察してて、「動物にも人と同じで◯◯病ってあるんですね〜」って飼い主さんに言われる事が多いです。その中でも代表的なのが糖尿病です。
特に猫に多いです。原因としては肥満や持続的なストレスによる高血糖状態の持続や慢性膵炎など複合的と思われます。肥満による糖尿病は多いと思われますのでご注意を!実際に本格的に糖尿病になってしまうとインスリン注射による継続治療が必要になる場合がほとんどですので、猫ちゃんの肥満は要注意です。糖尿病の症状は・・水をよく飲み、オシッコをたくさんして、よく食べるのに、痩せます。ひどくなると元気・食欲もなくなりグッタリしてしまいます。なるべく早期に発見した方が治療効果もあがるのでよく観察しましょう( →_→)
糖質制限の話ですが、自分が読んだ糖質制限の本の中の一番のお気に入りのフレーズは「焼き肉を食べている時も脂肪が燃焼している」ってやつです\(^o^)/
実際そうなんだろうと思います。今までは体重が気になったら表記してあるカロリーを気にするというのがセオリーでしたが、今は全くカロリー見てません。カロリーは全く関係ない事はないのでしょうがある程度のところまではカロリー無視で大丈夫です。肉をたらふく食べても全然太らなくなりました、そもそも食事量は制限していないのでリバウンドもしないです。そういえば、以前よりも油物が食べれるようにもなりました。あと、肝機能が改善したのか二日酔いになりにくくなりました。いい事いっぱいです(^з^)-☆!!
昨日はフードメーカーによる犬猫の肥満についての院内セミナーがありました。最近は様々な種類の減量用フードがありますが、専用のフードを使えばほとんどの子がちゃんとダイエットできます。なかなかダイエットが成功しない場合は減量用フード以外にオヤツなどを与えてしまっている事が多いように思います。今まであげていたオヤツを急になくすのはやはり気が引けますので、与える回数は同じでもまずは一回量を半分にするなどの減量がよいでしょう。関節が悪い子や肥満で熱中症のリスクが高い場合など、積極的にダイエットしましょう(^з^)-☆!!
人間だったら糖質制限がおすすめです。動物はどうなんだろう・・と考えたりしてますが、よく分かりません。猫ちゃんの糖尿病用フードや癌疾患用フードで低炭水化物のものがありますが、いろいろ調べてみたいです。最低限、甘いオヤツなどはダメでしょうね。