今日は犬の心臓病、僧帽弁閉鎖不全症についての院内勉強会でした。時間が無くて途中まででしたけど・・(´・ω・`) 僧帽弁閉鎖不全症は犬の心臓病のほとんどを占めます。特にチワワ、シーズー、マルチーズ、キャバリアなどの犬種に多く見られます。
画像は僧帽弁閉鎖不全症の超音波画像です。ポイントとしては、初期には心雑音(聴診で分かります)以外に症状が見られない事、これが非常に大事です。この状態から年単位で進行して咳が出始め、最終的には心不全に至ります。つまり、咳が出始めて病院に行った時にはある程度進行した状態という事です。逆に、定期的に聴診さえしっかりしてもらっていれば咳などの症状が出る前に病気を発見する事ができ、初期の段階から治療してあげられます。ワクチン接種や爪切りなど、他の目的での受診時でも定期的に聴診はしてもらいましょう(^з^)-☆!!