整形外科勉強会1.26

今日は夕方から整形外科勉強会です。そしてその後に新年会(^_^) 整形外科疾患は日々の診療の中で意外と多く、特に関節疾患がその大部分を占めます。ほとんどの場合で手術は回避でき内科的治療で十分なのですが、時には手術が必要になる事もあります。

成長期の小型犬でよく発生するレッグ・ペルテス病です。大腿骨頭(ももの骨の付け根の丸くなっている部分)の壊死により痛みがでて歩けなくなってしまう病気で、この病気に関してはまず手術が必要となります。写真は手術後のもので、壊死して痛い大腿骨頭を除去してあります。この後は関節構造がなくても偽関節や周囲の組織、筋肉などで通常通り歩けるようになっていきます。整形外科はけっこう特殊分野で本を読んでもなかなか実際には難しい所もあり、専門の先生による定期的な勉強会は助かります(^з^)-☆!!