もん太は11月生まれ、早いものでもう1歳です。
最近ちょっと大人になってきたようで、動きがちょっと落ち着いてきましたU・x・U
成長ももう止まり、結局体重は15kg位。ラブニエルとしては標準でしょうか。大きめの柴犬のような体重ですね。皮膚はちょっと弱めですが、健康に育ってくれました(^_^)
猫ちゃんにも血液型はあります。ただし、人とちょっと違っていてA型、B型、AB型です。O型はいません(=^ェ^=)
血液型を調べることは多くはないですが、輸血をする場合には事前に検査した方がより安心です。
検査は専用キットを使えば簡単に数分で血液型を知ることができます。
この子はA型。実は猫ちゃんのほとんどがA型です。そのためほとんどの場合で血液型は適合するのですが、もしもB型の猫ちゃんにA型の血液を輸血すると強い副反応が出ることがありますのでやはり検査はやった方がいいでしょう。
当院では最低限クロスマッチ試験(実際に血液を混ぜて反応が出るか観察します)は実施していて、なるべく血液型も調べるようにしています(^_^)
22日(日)は朝から夕方まで皮膚科のセミナーに参加して来ました。膿皮症、ニキビダニ症、犬アトピー性皮膚炎、食物アレルギーについて、病態や治療について勉強してきました。皮膚病の治療も年々進歩しており、より良い治療ができるようになってきています。特にニキビダニ症とアトピー性皮膚炎についてはここ1年位で治療内容がだいぶ変わったように思います。より副作用の少ない治療で皮膚病の管理ができるようになってきています(^_^)
新しい薬が出たり、検査機器が進歩したり、年々獣医療の質が上がっています。自分が勤務医をしていた10数年前はニキビダニ症の治療といったら殺虫剤を全身に漬けおきするような治療で、もちろん強い副作用が問題となっていました。今はある種のノミ・ダニ予防薬がニキビダニにもかなりの効果を発揮してくれるので、オヤツタイプの薬を食べるだけでほぼ副作用なく治療できるようになりました。すごいです!
こないだの木曜日の夜は臨床病理の院内セミナーでした。いつも知り合いの病院の先生達と集まって濃厚な勉強会を開催しています。教えに来ていただいている先生は臨床病理の専門医なので、主に難しい症例の診断・治療方針に関する相談や、さらにそこから波及していろいろな事を教えてもらってます(^_^)v
また、同じ様に診断分野として画像診断、特に超音波検査も好きな検査です。最近では機器の性能がすごく良くなっていて、調子が悪い子など、まずは超音波でサッと検査して〜なんて進めることがとても多くなりました。
リンパ管拡張症による漏出性腹水の超音波画像です。今使っているエコーARIETTA70は本当によく見えます。特にリニアプローブで見るとかなり詳細に評価できるので今まで分からなかった事がすごく分かるようになりました。新しくして良かったです!
先日の日曜日はお休みをいただいて日本臨床獣医学フォーラム年次大会に参加してきました。この会は毎年開催されていて、3日間にわたって様々な分野の専門家達が集まって講演をしてくれます。会場はホテルニューオータニ、講演会場はいくつもあってちょっと迷子気味になりながら聴きたい講演の部屋を探す1日でした。自分、白戸先生、堀口先生と各1日づつで3日間出席、情報のアップデートができたと思います!
最近忙しくてなかなかブログ更新ができません、、気付くと1週間以上経っていてハッとします。我が家には今、犬1匹、猫4匹、メダカ、エビなどが居ます、たくさん写真撮ってのんびり動物ブログをちょこちょこ載せていきたいと思ってます(^_^)