腎機能マーカーのSDMAの測定が開始しました。検査センターへの外注検査ですが、今まで院内で行っていた血液検査(BUN、クレアチニンなど)よりもより早期に腎機能の低下を発見できます。また、クレアチニンなどは値が筋肉量に左右されてしまうので、小型の子や痩せている子に関しては腎臓が悪くても上昇しないということがありましたが、SDMAは腎臓以外の影響を受けにくくそういった心配もありません。
多飲多尿などの腎臓病を疑う症状がある場合、また一般的な健康診断としてもおすすめできる検査だと思います(^_^)
腎臓エコー検査です。今までの血液検査で異常が見つからないような初期の腎臓病を疑う時はエコー検査や尿検査(尿タンパク/クレアチニン比測定)などいろいろな検査を組み合わせて評価しますが、SDMAはさらに有用な検査となってくれそうです(^_^)