クルーズ動物病院 ANIMAL HOSPITAL

クルーズ動物病院院長のブログです。お知らせや日常などを綴っていきます

第2診察室モニター

先日パソコンの専門家の方にセッティングしていただきました。モニターはEIZOのいいやつがあったので、今回はMac miniをつかっています。

モニターはこんな感じです。モニターの下の棚にはMac mini。

これでレントゲンや超音波画像、写真の管理はバッチリです。2台体制で同じデータが入っているので突然の故障ももう恐くありません!

自分が代診の頃(10年前とか)は昔のレントゲンフィルムを診るには棚から探し出すのも一苦労で、大変でした。今は楽チンです、パソコンに全部入ってるので過去データと並べて表示したり、画質調整や拡大、白黒の反転などいろんな事ができます。CTデータがあれば簡単に3Dにする事もできます。これからもこの分野はますます発展していきそうです(^_^)

待合室入り口

キレイなお花をいただきました(^_^)

待合室入り口正面に飾らせてもらってます。

いい感じですね、いつもありがとうございます!

臨床病理ゼミ、膵炎

おとといの臨床病理の院内セミナーは前回に引き続き膵炎についてでした。犬の膵炎はほとんどが急性膵炎で、吐き気が強く元気も食欲も無くなってしまうような重症例が多いです。犬の膵炎は自己消化という病態がメインで、膵臓に含まれている消化酵素(蛋白質や脂質を分解します)が暴走し自分の膵臓や周囲の臓器を消化してしまい激しい腹膜炎を引き起こします。

犬の急性膵炎の超音波画像です。黒っぽい所が炎症で腫れた膵臓で、周りの脂肪が炎症を起こして普通よりも白くなっています。このように重症だとお腹の中でかなり強い炎症が起こっていますので、命に関わる場合も少なくありません。

膵炎は様々な要因が合わさって引き起こされる病気で確実に予防するのは難しいのですが、気をつけるポイントはあります。まずは、血液中の中性脂肪(TG)の値が高いと急性膵炎のリスクがあがります。中性脂肪が高くなりやすいのは圧倒的にミニチュア・シュナウザーが多く、あとは肥満しているワンちゃんにも多いです。あと、急性膵炎は脂っぽいものを食べた後になりやすいので、中性脂肪が高いワンちゃんは特に脂ものに注意しましょう(^_^)

ワンちゃんは病気じゃなくても時々嘔吐しますが、元気が無かったりいつもと様子が違う時にはこういう恐い病気の事もあります。注意しましょう!

臨床病理

今日の夜は臨床病理勉強会です。臨床病理ってちょっと分かりにくいですよね、自分も学生の頃はどんな分野なのか知りませんでした。臨床病理で教わっているのは病気に関して理解を深めたり、血液検査データの読み方や尿検査、便検査、細胞の顕微鏡観察などまさに臨床での診断・病態評価に必須の分野なのです。簡単にいうとどのように診断するか、診断学のようなイメージです。病気の治療に一番大事なのは正確な診断だと思うので当院では一番大事にしている分野です(^_^)

毎回もれなく勉強になるので楽しみです!

くっついて寝る猫

唯と千絵。この二人はいつもくっついて寝るんです(^_^)

猫によって相性が合って、千絵は誰とでもうまくやれます。他の猫達は結構こだわりがあって、特に唯は千絵にしか気を許しません。猫社会もなんか複雑・・(≡ ̄♀ ̄≡)

 

webカメラ復旧

いろいろ調べていたら、どうやらwebカメラは壊れていなかったようです(^_^) 無線ルーターの方が問題なのかと思うんですが、ネットは普通につながります。よく分からないので今までと違う方法を考えてみました。

結局やってみたのは・・icamというアプリです。webカメラをノートのmacにつないで、その映像を遠隔でiphoneで見る事ができます!すごく便利!今までと比べて若干画質は落ちますが、逆に動きは滑らかになりました。必要なものはmacとwebカメラとスマートフォン、そしてicamアプリだけなので何も買い足す必要もありませんでした。ちなみにmacの内臓カメラを使えばwebカメラも無しでできるのですごく簡単です。家の様子、ペットの様子を観察するのには十分な性能で、興味がある方にはお勧めです(^з^)-☆!!

webカメラがピンチ

入院中の患者を遠隔で監視するwebカメラが急に不具合で使えなくなってしまいました(>_<)

ルーターが壊れたのか、カメラ自体が壊れたのか?これがないとものすごく困るので早急に解決策を練っている所です。

どっちが壊れてるか分からないけど勘で買い替えるか、他の方法を考えるか・・乞うご期待!

それにしても機械ってすごく便利だけど急に壊れると困っちゃいますね(^_^)

新年度

4月、新年度に入りました。調布市の狂犬病予防接種も始まりましたので、体調の良い時に病院にお越し下さい(^_^)

当院もスタッフがまた一人増えました。今年度もより充実した獣医療、トリミングやホテルのサービスなど提供できるよう頑張っていきます(^з^)-☆!!

画像診断セミナー14.3

先日の木曜日は夜にいつもの画像診断セミナーがありました。今回は消化器パート2、胃腸のレントゲンや超音波検査についての講義でした。また、症例相談も多くとても勉強になりました(^_^)

上の画像は十二指腸内の異物の超音波検査画像です。分かりづらいと思いますが、左の黒い四角の部分が液体が溜まった十二指腸で右の白い曲線が異物の輪郭です。異物が十二指腸に完全に詰まって腸閉塞をおこし、液体が充満してしまっているのが分かります。異物の検査にはレントゲンというイメージがあると思いますが、実は超音波検査の方が使えるな〜と思っています。

これから暖かくなってくると嘔吐や下痢のワンちゃんが増えてきます。健康管理、気をつけましょう(^з^)-☆!!

 

ベラちゃんとボール

ベラちゃんは昼休み中に待合室で遊んでもらったりします▽・ェ・▽

ぬいぐるみ投げ(´・ω・`)

見事にジャンピングキャッチ!!

楽しそう、よかったね〜(^з^)-☆!!

 

何故?

スリッパ置いておいたらこんな風になってました・・。

何故でしょう?気持ちいいのかな〜?不思議です、猫の気持ちはよく分からない時があります(^_^) 千絵は腎臓が悪くて2回ほど入院で治療しましたが、今は安定しています。前回も書きましたが猫ちゃんは本当に腎臓病が多いです。早期に診断しておけば悪化させないようなケアが出来るので、多飲多尿の症状に気をつけたり、健康診断を受けたり、腎臓病を知らないうちに悪化させてしまわないように注意しましょう(≡ ̄♀ ̄≡)

猫は腎臓病に注意

特に高齢の猫ちゃんに多い慢性腎臓病。最近、比較的若い猫ちゃんでもよく診断する事があります。症状は初期には多飲多尿(水をよく飲んで、尿量が増える)しかなく、元気も食欲も変化がありません(≡ ̄♀ ̄≡)

慢性腎臓病で元気がなくなり食欲も落ちるのはかなり病状が進行してからです。一見元気そうでも腎臓病を持っている猫ちゃんは結構いて、できるだけ早期に発見するには多飲多尿の症状を見つけて早めに検査をしてあげる事が大切です。猫ちゃんではすごく重要な病気なので慢性腎臓病に関してはよく理解しておきましょう(^з^)-☆!!

エコバック

フロントラインを購入された方にお渡ししているエコバックです。5色あります(^_^)

そろそろノミ・ダニの予防シーズンですね、診察でもノミの寄生を見かけるようになりました。他にも狂犬病注射フィラリア症予防などワンちゃんは予防の季節ですね▽・ェ・▽

エコバックは数に限りがありますので先着順となっております、ご了承ください(>_<)

膀胱結石と膀胱炎

ワンちゃんの話です、最近すごく多いです。オシッコの回数が増える頻尿と、オシッコに血が混じる血尿の症状が頻発しています。調べるとほとんどの場合で膀胱炎があり、結構な割合で膀胱結石も見つかります。

膀胱結石は種類にもよりますが、食事療法で溶解する場合があります。当然結石が小さいうちに見つけて治療した方が成功率もあがります。結石が知らぬ間に大きくなってしまうと結石摘出の手術が必要になる事も多いので、頻尿・血尿の症状が気になる場合は早めに受診してください(^_^) 猫ちゃんの膀胱炎も要注意ですよ!

 

 

食べる病気

病気というと食欲が落ちて食べなくなるようなイメージですが、病気の種類によっては前よりも食べるようになる事があります。犬で一般的なのが消化吸収不良を起こすような病気、クッシング症候群、糖尿病など。猫では糖尿病、甲状腺機能亢進症などです。

病気の場合は食欲が増しているのに痩せていったり、水を飲む量が増えたり、尿の量が増えたり、尿の色が薄くなったりといった他の変化も伴う事が多いのでその辺りに注意して観察してください。特に糖尿病の早期発見にはこれらの症状が重要です、気になったらご相談ください(^_^)

狂犬病予防接種について

府中市は狂犬病予防接種が始まりました。ワンちゃんの登録が済んでいる方は市から封筒が送られてきますので、それを持って受診してください。登録がまだ済んでいない方は必要書類はありませんのでそのまま受診してください、ワンちゃんの登録手続きも当院で代行します。

フィラリア予防も同時にできますのでご希望の方はお申し出ください(^_^)

ベラちゃんひっくり返る

最近のベラちゃんの様子です(^_^)

可愛がってもらってひっくり返るベラちゃん▽・ェ・▽

元気にしてます!普段はスタッフルームでくつろいでます。