毎年のことですが、早いものです。
診察やトリミングでご来院の方に、来年のカレンダーのお渡しを始めました(^_^)
いつものカレンダーです。毎年ご好評いただいております\(^o^)/

ワンちゃんも猫ちゃんも、膵炎が多いです。
ここ数年、とても多くなったように感じます。もしくは検査機器の進歩で診断されることが増えたのか、、
ワンちゃんは急性で重篤な膵炎が一般的で、急にゴハンを食べなくなったり元気が無くなったり、腹痛、嘔吐や下痢もよく見られます。かなり重症の場合には嘔吐などなく、ただグッタリしている(多くは横たわってしまうほど)という場合もあるので症状は様々です。
犬の急性膵炎の超音波画像です。黄色でPANと書いてある黒っぽい所が炎症を起こした膵臓です。そして周りが白くなっているのは周囲への炎症の波及です。
急性膵炎は脂肪分の多い食事を食べるとなりやすいと言われています。また、ミニチュア・シュナウザーや血液検査で中性脂肪(TG)が高値の子も膵炎になりやすい素因を持っていますので、食事管理には注意しましょう(^_^)
新しく導入した超音波凝固切開装置(ソノサージ)、避妊去勢や腫瘍の手術で使っています。使用感はとても良いと思います(^_^)
準備も慣れればあっという間ですし、洗浄や滅菌なども意外と楽チンです。
もちろん実際の血管処理能力も十分なもので手術のスピードも上がります。
こんな感じで使います。先端で血管を挟んで出力し、後は待つだけで血管をシーリングして同時に切開までしてくれます。医療機器の進化ってすごいですね!
腎機能マーカーのSDMAの測定が開始しました。検査センターへの外注検査ですが、今まで院内で行っていた血液検査(BUN、クレアチニンなど)よりもより早期に腎機能の低下を発見できます。また、クレアチニンなどは値が筋肉量に左右されてしまうので、小型の子や痩せている子に関しては腎臓が悪くても上昇しないということがありましたが、SDMAは腎臓以外の影響を受けにくくそういった心配もありません。
多飲多尿などの腎臓病を疑う症状がある場合、また一般的な健康診断としてもおすすめできる検査だと思います(^_^)
腎臓エコー検査です。今までの血液検査で異常が見つからないような初期の腎臓病を疑う時はエコー検査や尿検査(尿タンパク/クレアチニン比測定)などいろいろな検査を組み合わせて評価しますが、SDMAはさらに有用な検査となってくれそうです(^_^)