リコーのWG-30っていうデジカメを買いました。防水、耐衝撃が特徴らいしのですが、これを買った一番の理由は接写に強いからです。
デジタル顕微鏡モードっていうのがあって、かなり近づいて撮影できます。さらにレンズの周囲を囲むように接写用のフラッシュが付いているので、今までのデジカメで近づきすぎた時にできてしまっていた影ができません。眼の写真なども簡単にキレイに撮れます(^_^)
今年から新しいフィラリア予防薬が1つ増えました。フィラリア予防に加えてノミ、マダニ寄生予防、お腹の虫下しができるオールインワンタイプの薬です。去年から使っているフレーバー付きの錠剤とは別にお肉みたいなチュアブルタイプのお薬です。少し価格は高くなりますが、おいしく食べやすくなっているので錠剤が苦手なワンちゃんにはいい製品だと思います。最近毎年のようにフィラリア予防薬が増えていて、今年は5種類のお薬を用意しています。どの薬が優れているという訳ではありません、その子ごとに合ったお薬を上手に選びましょう。お気軽にスタッフに相談してください(^_^)
猫ちゃんもフィラリア予防することができます。猫ちゃんは月1回のスポットタイプ(皮膚に滴下するタイプ)をお勧めしています。予防期間はワンちゃんと同じ5〜12月ですので詳しくはご相談ください!
犬の急性膵炎、昔に比べてすごく増えました。検査や診断技術の進歩により診断できることが増えたっていうのもあると思いますが、それを抜きにしても増えていると思います。急性膵炎は発症すると自分の消化酵素による自己消化が起こり重度の炎症を引き起こします→どんな病気か、症状などはこちらを参考に!
急性膵炎を発症するワンちゃんで多いのはM.シュナウザー、高脂血症の子、脂っぽいものを食べる子などです。健診などで中性脂肪の値が高い場合には脂っぽいものを与えないように注意する必要があります。
超音波検査です。真ん中の黒っぽい所が炎症で腫れた膵臓です。膵炎は重篤になると命に関わる緊急疾患です。様子を見ていると手遅れになることもある病気なので、膵炎の可能性がある場合にはすぐに受診するようにしてください(^_^)
先日の木曜日の夜は臨床病理の院内セミナーでした。今回は前回からの続きで血小板について(^_^)
真ん中に集まっている小さい丸いのが血小板です。出血した時に傷ついた血管に張り付き血餅という血の塊をつくって止血に働きます。血小板が少なくなってしまう病気はいくつかあるのですが、一番多いのは特発性血小板減少性紫斑病(ITP)というもので免疫の異常が疑われます。よく見られる症状は紫斑で、とくにぶつけたりもしていないのにアザが見られることがあります。また、消化管で出血がおこれば便の色が黒くなったりしますし、無症状のことも多く健診でたまたま見つかるなんてこともあります。アザや黒色の便など気になる場合は早めにご相談ください(^_^)
今日は大晦日、今年もあっという間の一年間でした。
いろいろな人達に支えられて今年も無事に終える事ができました(^_^)
新年は4日から通常通り診察がスタートします、皆さんこれからもよろしくお願いします!