まだ寒い日がありますね、今日なんか特に寒い。。
もう少し暖かい日が続いてくれると過ごしやすいんですけどね。
ということで、シロクマ(^_^)
大きくてかわいいですね、シロクマ結構好きです!
ただ、みんな同じを動きを繰り返しているのが気になります、やっぱりストレスですかね〜。
今年から新しいフィラリア予防薬が1つ増えました。フィラリア予防に加えてノミ、マダニ寄生予防、お腹の虫下しができるオールインワンタイプの薬です。去年から使っているフレーバー付きの錠剤とは別にお肉みたいなチュアブルタイプのお薬です。少し価格は高くなりますが、おいしく食べやすくなっているので錠剤が苦手なワンちゃんにはいい製品だと思います。最近毎年のようにフィラリア予防薬が増えていて、今年は5種類のお薬を用意しています。どの薬が優れているという訳ではありません、その子ごとに合ったお薬を上手に選びましょう。お気軽にスタッフに相談してください(^_^)
猫ちゃんもフィラリア予防することができます。猫ちゃんは月1回のスポットタイプ(皮膚に滴下するタイプ)をお勧めしています。予防期間はワンちゃんと同じ5〜12月ですので詳しくはご相談ください!
犬の急性膵炎、昔に比べてすごく増えました。検査や診断技術の進歩により診断できることが増えたっていうのもあると思いますが、それを抜きにしても増えていると思います。急性膵炎は発症すると自分の消化酵素による自己消化が起こり重度の炎症を引き起こします→どんな病気か、症状などはこちらを参考に!
急性膵炎を発症するワンちゃんで多いのはM.シュナウザー、高脂血症の子、脂っぽいものを食べる子などです。健診などで中性脂肪の値が高い場合には脂っぽいものを与えないように注意する必要があります。
超音波検査です。真ん中の黒っぽい所が炎症で腫れた膵臓です。膵炎は重篤になると命に関わる緊急疾患です。様子を見ていると手遅れになることもある病気なので、膵炎の可能性がある場合にはすぐに受診するようにしてください(^_^)
先日の木曜日の夜は臨床病理の院内セミナーでした。今回は前回からの続きで血小板について(^_^)
真ん中に集まっている小さい丸いのが血小板です。出血した時に傷ついた血管に張り付き血餅という血の塊をつくって止血に働きます。血小板が少なくなってしまう病気はいくつかあるのですが、一番多いのは特発性血小板減少性紫斑病(ITP)というもので免疫の異常が疑われます。よく見られる症状は紫斑で、とくにぶつけたりもしていないのにアザが見られることがあります。また、消化管で出血がおこれば便の色が黒くなったりしますし、無症状のことも多く健診でたまたま見つかるなんてこともあります。アザや黒色の便など気になる場合は早めにご相談ください(^_^)
今日は大晦日、今年もあっという間の一年間でした。
いろいろな人達に支えられて今年も無事に終える事ができました(^_^)
新年は4日から通常通り診察がスタートします、皆さんこれからもよろしくお願いします!
こないだの木曜日はいつもの院内セミナーでした。今回も難しい症例の相談をさせてもらい、その後にセミナーに突入。血液検査データの読み方の基礎的な話から健康診断をテーマにした話、血小板について序盤だけ教えていただきました。
健康診断というと病気の早期発見のために、、と思いますよね。もちろんそれも大事なんですけど他にも重要な目的があります。それは「健康な時のデータを記録しておく」ことです。若くて健康な時の血液検査データ、レントゲン写真、エコー画像などを記録しておくと、病気になったときにそれと比較する事ができるのでより詳細に評価することができます。毎年検査をしていれば検査結果の推移も分りいざという時に役立ちます。健康診断はいつしたらいいですか?とよく聞かれますが、そういうデータ記録を目的とするならば健康な時に定期的にというのが理想的です(^_^)
上の写真は心臓の超音波画像ですが、こういったデータ管理も昔に比べるとすごく楽になりました。血液検査もレントゲンも超音波も全部パソコンでデジタル管理です。10数年前、勤務医をやっていた頃はレントゲン写真を探して引っぱり出してくるのも一苦労でした、、(>_<) 今ではクリック一つで様々なデータを見れますので本当に助かります\(^o^)/ ・・ペットドックのページも参考に!