クルーズ動物病院 ANIMAL HOSPITAL

クルーズ動物病院院長のブログです。お知らせや日常などを綴っていきます
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予防の季節

まだまだ忙しい日が続きます。なかなかブログの更新もできませんでした。

4、5月は1年で一番病院が混んでしまうシーズン。ワンちゃんの狂犬病予防接種やフィラリア症の予防の季節だからです。長時間お待たせしてしまうこともあり、すみません。。

待合室で待っている猫ちゃん達には申し訳ないのですが、あと1ヶ月位もすると少し落ち着いてくると思います。最近、病気で多いのは胃腸炎。この時期は毎年多く来院されます。しかもちょっと重症の場合や、発熱したり、同居のワンちゃん達がみんな発症したりと、感染性なのかなと思うことも多いです。お散歩中に落ちているものを食べてお腹を壊すことも多いのでご注意を(^_^)

もん太のオカワリ

もん太もようやくオカワリができるようになりました。

実はけっこう前からできるようにはなっていたのですが、なかなか写真が撮れなくて。。

まずはオテ、やる気満々U・x・U

そしてオカワリ!なんかそっぽ向いて全然やる気なし。まるでヤラセのような写真?

本当にオカワリはできるようになったんですけど、写真はうまく撮れないんですよね。難しい。

レントゲン撮影台の入れ替え

自作のレントゲン撮影台はついに引退、新らしいものが設置完了となりました。

台の中にレントゲンのセンサーを入れっぱなしにできる撮影台(兼、手術台でもあり手術中のレントゲン撮影もスムーズに行えます)。センサー部分は横にスライド可能でいろいろな撮影ポジションに対応しやすくなっています。

表面が反射しててよく見えませんが、黒の半透明でレントゲン・センサーの位置は確認可能です。ちなみに台の昇降は電動です。これからの活躍に期待です!

臨床病理院内セミナー 18年4月

昨日の夜はいつもの臨床病理の勉強会。たくさんの症例相談があり、とても勉強になりました。同じ血液検査データを見ているのに、そこからの情報の引き出し方、使い方にこんなに差が出るのか!と、教えに来ていただいている専門医の先生の凄さを改めて痛感、勉強になります!

院内セミナーでは疑問に思ったことをその場で自分で理解できるまで質問できるので、普通のセミナーとは全然違います。当院の診療スタイルの基礎となっている勉強会です。

症例相談のあとは通常の講義、今回は脾臓について。

ちょっとマイナーな臓器ですが、わりと腫瘍ができてしまう事が多い臓器なので、主に腫瘍があるかどうかといった検査がメインとなります。上の写真のように超音波検査で脾臓内にシコリがないかを調べていきます。シコリがあればすぐに分かるのですが、脾臓全体をもらさずチェックするのが大事で、けっこう技術がいる部分だと思います。こちらも日々練習です(^_^)

 

 

夢の中

もん太は寝るのが大好き。活発でよく遊んだり、いたずらしたりもしますが、夜寝るのはけっこう早いです。寝に入るとスイッチを切ったようにテンションが下がって熟睡しちゃいますU・x・U

寝言も多く、クーン、クーンとか寝ながらよく言ってます(^_^)

軟部外科セミナー

今月の初め、4月1日にお休みをいただいて軟部外科のセミナーに参加してきました。とても基礎的な部分でしたが、手術は基礎が大事ということを再確認。器具の持ち方や扱い方、結紮、縫合の理論的な部分を確認。

特に矯正が必要なところはありませんでしたが、電気メスや超音波メスなどの機器の使用法で参考になる部分がありました。

あとは日々練習ですね(^_^)

なつっこい羊

マザー牧場の羊に触れ合えるコーナー。

すごく人なつっこい羊がいました。どんどんこっちに寄ってきて撫でると気持ちよさそうにスリスリ(^_^)

満足そうな表情で頭をスリスリしてきます。

羊がこんなに人になつくとは、初めて知りました。かわいかったです!

並ぶ猫達

仲良く並んで食事です(=^x^=)

左から唯、ナンちゃん、シロウです。やっぱりナンちゃん小さいな〜。

左上にあるのは循環式の水飲み器。たくさん水を飲ませるのに使っています、うちの猫達はけっこう飲んでくれるので腎臓病尿石症の予防に使っています。高齢の猫ちゃんには特にオススメです(^_^)

皮膚病の季節

最近皮膚病が増えています。花粉に反応しているだろうアトピー性皮膚炎のワンちゃんも多いですし、膿皮症という細菌性の皮膚炎もよくみます。

もん太の内股の膿皮症です。皮膚が弱いのでちょこちょこ出ます。膿皮症は抗生剤の飲み薬やヒビテン消毒、薬用シャンプーなどを重症度や発症頻度に合わせて使うことで治療します。膿皮症は基本的には治りがいい皮膚病なので、なかなか治らなかったり再発性の場合には内分泌疾患(特に甲状腺機能低下症)やアレルギーなどの基礎疾患がないか検討する必要があります。もん太の場合は膿皮症だけなのでヒビテン消毒をスプレーしているとすぐに治っていきます(^_^)

痒い皮膚病はこちらも参考に!

シロウの毛繕い?

シロウはとても人懐っこくて、すぐにスリスリしてきます。

さらに最近ハマっているのが、毛繕い?

分かりづらいですけど、手を毛繕いしてくれてます。前歯で軽くハムハムしてきます(^_^)

他の猫達があまりシロウの毛繕いを受け入れないので(変わった猫達ばかりなので・・)最近はもっぱら人に対してばっかりです。いい子です(=^x^=)

もん太の器

もん太は早食いであっという間にゴハンを食べ終わってしまうので、食べるのに時間がかかる器を使っていますU・x・U

これで食べるとちょっと時間がかかります。もん太は勢い良く食べすぎると喉に詰まった感じになったり吐き戻したりするので、これを使っています。これにしてからはそういうこともなくなりました(^_^)

食べ終わるとすぐに器をガジガジするので縁がボロボロですね。。

故障シリーズ、i-Mac

今度は診察室の壁掛けMacが故障です。これは7年位頑張ってくれました。一応まだ動きますが突然モニターが真っ黒になるという現象が頻発しています。今の所毎回復活してくれてますけど、いつどうなってもおかしくないような状態です。このMacはレントゲンや超音波検査画像、顕微鏡画像、写真などをまとめて管理していて、日々の診療に欠かせない存在です。

交換は、他の機器との接続や設定、壁掛け仕様など特殊なので自分では無理で、専門の方にお任せしています。

今年は本当にいろいろ故障が多いです。ちなみに冷蔵庫も怪しかったので新しいものに買い換えました。検査試薬や注射薬、点眼薬などなど、動物病院って意外と冷蔵庫も欠かせないのです(^_^)

自作レントゲン撮影台

レントゲンを新しくした時に、レントゲン撮影台も自作で改造しました。DRレントゲンの場合にはフィルムの役割をしているセンサー(真ん中の黒い四角)を動かす必要がないので撮影台に置きっ放しです。そして動物達がオシッコをしてしまってもセンサー(防水じゃありません)にかかってしまわないように。こんな感じに改造!

センサーの上にX線を通すアクリル板を載せて固定しています。クッションをかませてあるので、センサーに直接負担がかからないようにもなっています。見た目は自作感がすごく、イマイチかもしれませんが、使い勝手はすごくいいです!

今、ちゃんとした撮影台を注文中です。今月末には納品されると思いますが、それまではこの撮影台に頑張ってもらいます(^_^)

故障シリーズ、サクション

今年に入ってすごい勢いで故障が続いています。今度はサクション(吸引器)です。

手術中にお腹の中の液体を吸引するのに使う機器で、出血や腹腔内洗浄などよく使う機器です。開業当初から10年以上使っていましたから、故障も当然かなと思います。

今まで使っていたサクション。見た目まだまだ使えそうですが、吸引力がかなり落ちてもう使えない状態に。。

こちらが新しいサクション。なんとなく今っぽいフォルムになったような?

これから10年は活躍してもらいたいですね(^_^)

待合室の椅子を入れ替えました

数年使っていた待合室の椅子がボロボロになっていたので、新しい椅子に一新!

ニトリのダイニング用チェアー。なかなかいいです(^_^)

実は当院にはニトリの家具がいっぱいあります。安くていいものが多いのでお気に入りです!

血液検査の器機達

しばらくデモさせていただいていた血液検査機器(ドライケム7000ZAU10)を購入しました。先日納品されて当院の血液検査スペースはこんな感じに。

一番大きいのがドライケム7000Z、一番左にあるのがAU10です。ドライケムは現在一番高性能なものにしたので、検査スピードが格段に早くなります。特に5検体同時測定ができるという特徴をもっているので、4月からの繁忙期に大活躍の予感です。AU10は今まで検査センターに依頼して後日電話報告をしていた甲状腺機能検査(T4、TSH)、副腎機能検査(コルチゾール)、肝機能検査(TBA)を院内で10分程度で測定できる機器です。その場での迅速診断ができるようになりますので、こちらもこれからの活躍に期待です(^_^)

レントゲンもCRからDRになりましたし、昨年は超音波診断装置も高性能のものにしました。機器の環境としては十分整っていますので、あとは自分の知識、能力もどんどん上げていかなければ!機械に負けていられません(^_^)

DRレントゲン

昨日、新しいレントゲンの設置が完了しました!

以前のCR(コンピューテッドラジオグラフィー)からDR(デジタルラジオグラフィー)へ。アルファベット1文字違いですが、検査器機としての性能は大分違います。特徴的なのは検査スピード。撮影してからモニター上に画像が映し出されるまでの時間がCRだと1画像につき2分程度、DRだとなんと5秒です。ほぼリアルタイムです。検査を待っている飼い主さん、検査を受ける動物達、検査をする病院スタッフ、みんなの負担を軽減してくれるだろうと期待しています!

画質もCRよりも解像度が高く、コントラストが付きやすいので臓器が見やすいです。これからレントゲンの線量や条件を試しながら、画質に眼が慣れていくとさらに良くなっていきそうな感じがします。

今回当院に入れたのはRayenceのDR、ソフトがかなり使いやすいです。シンプルで融通も効く使用感、立ち上がりも早くストレスなく使えそうです(^_^)

 

パシフィコ横浜

昨日はみなとみらい駅のパシフィコ横浜まで行き、獣医内科学アカデミーに参加してきました。朝から夕方までみっちりと話を聞いてきました。肝臓と呼吸器についてとても勉強になりました。日曜だったからか、みなとみらい駅周辺はものすごく混んでいて、昼ゴハンを食べるのにも一苦労。。どこの店も行列になっていて、結局マクドナルドのハンバーガーを外の石段に座って食べるという状況に(//∇//)

獣医学は日々進歩しています。大学の先生達がとても頑張っていて1年経つと何かしらがアップデートされているので、また来年も参加したいと思います!